天理市が新型コロナで自宅待機となった濃厚接触者に買い物代行サービス 奈良

 奈良県天理市は14日、新型コロナウイルスへの感染の疑いがあり自宅待機を余儀なくされた濃厚接触者らの生活を支援しようと、市内在住者を対象に、買い物などを代行するサービスを始めると発表した。商品や金銭のやり取りに伴う感染リスクがあるため、職員の中から有志を募り、15日からスタートさせる。市によると、新型コロナへの対応で行政主体の買い物支援は、全国的にも異例という。

 3月に「濃厚接触者の知人」を名乗る市民から、当事者が買い物に行ってもいいか心配しているとの相談が寄せられたため、サービスを発案した。

 濃厚接触者と認定されると検査などのため約2週間の自宅待機を求められることが多い。その間、市職員が本人や家族に代わって日常の買い物や薬の受け渡しを行うことで生活を支援する。不用意な外出による市中感染を防ぐ狙いもある。

 利用は、本人や家族からの申告制とし、受け付けや調整を担う班と、買い物班の2班態勢で支援する。職員への感染リスクを減らすため、商品や代金の受け渡しには専用ケースを使用、消毒を徹底するほか、役所の車を利用者宅近くに止めないなど、プライバシーや人権にも配慮する。

 並河健市長は「行政ができることは何でもやり、少しでも(市民の)痛みを和らげたい」と話し、「痛みを分かち合う」として自身の夏のボーナスを50%(副市長、教育長は10%)減額する意向を表明した。今月開かれる臨時市議会に条例案を提案する。【広瀬晃子】

天理市の発案した「買い物代行サービス」これはいいですね。

県内の他の市町村も続いてほしいものです。