行きつけの店応援、先払いアプリ活用 奈良・生駒市 2020/4/10 19:30

奈良県生駒市は10日、インターネット決済で食事代を先払いするスマートフォン向けアプリ「さきめし」を利用し、新型コロナウイルスの影響で売り上げが減っている市内飲食店の支援を始めると発表した。行きつけの店などを応援したい人が、食事代をネットで先払いし、影響が落ち着いた後に訪れることで支援する。さきめしを活用した飲食店支援は全国の自治体で初めてという。

さきめしはIT(情報技術)企業のGigi(ジジ、福岡市)が開発した。市は同社と連携して20日にも「さきめしいこま」のホームページを開設する。支援方法は自分が応援したい店舗を先払いで予約すること、店舗を決めず全参加店への応援として千円以上を寄付し、集まった金額を飲食店に等分してもらうことの2通り。店側の手数料は不要で、10日から掲載希望の店舗を募集する。

小紫雅史市長は「資金繰りが厳しい市内の飲食店を市民が応援できる形をつくりたい。応援のモデルとして全国に広がれば」と話した。

市はまた、生駒商工会議所と共同で、売り上げが低迷する市内飲食店を対象に、持ち帰りやデリバリーのメニューを提供している飲食店や感染対策を徹底している飲食店の情報を「#いこま応援ごはん」として市のホームページやSNSを通じて発信する。10日から店舗を募集し、希望する店舗には「新型コロナウイルス対策見える化ステッカー」を無料で配布する。